キッチンの掃除

換気扇

換気扇の掃除

換気扇の主な汚れは油汚れです。 油は温度が高くなれば溶けるので、冬の掃除はあまりお勧めしません。
まず、50℃位のお湯に油用洗剤を入れてかき混ぜ、その液に取り外した換気扇を入れて、しばらくつけ置きします。 だいたい30分から1時間ぐらいつけ置きするとキレイになります。
換気扇の羽の隅に残った汚れは、使い古しのハブラシ等でこすると簡単に落ちます。 なかなか落ちないようなしつこい汚れには、クレンザーをつけて歯ブラシでこすると良いでしょう。
換気扇の素材によっては表面が剥げてしまうこともあるので、使用する洗剤には注意が必要です。

流し台の排水口

流し台の排水口を短時間で掃除するには、スプレータイプの漂白剤を使用すると良いです。
ゴミ受けカゴは排水口から取り出し、スプレータイプの漂白剤を吹き付け、軽く歯ブラシでこすってから洗い流します。 汚れが頑固な場合は、ビニール袋に漂白剤を溶かし、その中にカゴを入れてしばらく付け置きをしてから軽くこすると、すぐに汚れが落ちます。
また、排水口の奥も漂白剤を吹き付けて、歯ブラシでこすって汚れを落とします。 汚れがしつこい場合は、漂白剤を吹き付けてからしばらく放置しておくと良いでしょう。
漂白剤は手が荒れてしまうので、手袋を着用して取扱いしましょう。

レンジフード

まず、スポンジに油用洗剤をたっぷりと含ませ、汚れ面全体を軽く拭くようにして洗剤で湿らせます。 湿ってきたところに、キッチンペーパーを貼り付けます。さらにその上から油用洗剤をかけたり吹き付けたりして、湿布のような状態にして放置します。 この状態で10分程度置いた後に、貼り付けてあったキッチンペーパーで拭き取ります。 汚れを浮き上がらせると簡単に掃除ができます。

レンジ台

固まってしまった油汚れ全般に言えることですが、油で固まったものは熱することにより、油をやわらかくしてから掃除するのがポイントです。 換気扇掃除のときにも言いましたが、冬よりも夏の方が簡単に汚れが落ちます。
まず、雑巾や布巾を熱いお湯に浸して、油汚れが硬く固まったところに被せます。しばらくして、固まった油がやわらかくなってから拭き取ります。 この方法で、大抵の汚れは落ちると思います。
また、取り外しができるような部分は、油用洗剤をお湯に溶かしたものに漬けてしまうのが簡単です。 細かいところはクレンザーと歯ブラシでこすり落としたり、スチームアイロンのスチーム等を利用するのも効果的です。

食器棚

食器棚の合板には、ポリエステル合板やメラミン合板などがありますが、普段からこまめに乾拭きし、きれいにすることが大切です。 特に汚れのひどいときは洗剤拭きをしますが、仕上げは乾拭きをしてください。食器棚の引き出しの内部は白木なので、水拭きをではなく、乾拭きをしてください。

冷蔵庫内

冷蔵庫の中は、定期的(2~3か月に1回)に庫内の食品をとり出して、しっかりお掃除をしてください。 ちょくちょく掃除をしないと不衛生です。 台所用洗剤を使う方法もありますが、酸素系漂白剤を使うと、よりきれいになり、除菌効果もあるので便利です。

冷蔵庫の外側

冷蔵庫の外側の汚れは、調理時の油煙や、冷蔵庫の開閉時の手あか、タバコのヤニなどです。 日頃から、こまめに水拭きをして、汚れを落としておくことが大切です。
まずは、住まいの洗剤を冷蔵庫の外側にスプレーしながら、冷蔵庫の下の方から、きれいなふきんで拭いていきます。 洗剤がたれるてくると跡が残りますので、下の方から少しずつ拭いてください。 その後、水に濡らして固く絞ったふきんで、表面に残った洗剤をきれいに拭きとります。 最後に、全体をきれいな乾いたふきんで乾拭きします。